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事例紹介

2023.07.02

創業融資のツボ、日本政策金融公庫支店長語る!

昨日、税理士会の研修会で日本政策金融公庫板橋支店長が登壇しました。

メインは創業融資の話のはずが、時間があまりなく私の知っていることばかりでした。

ただ最後に支店長と名刺交換した際にいろいろ質問して本音で答えてくれたのでそのまとめです。

創業融資のポイントは

  1. 人物、経験が50%をしめる。(信用できる人か、謙虚か、人の話しを聞けるか、熱意はあるか、など)
  2. もし1,000万円の融資を受けたければ自己資金10%、100万円用意すればとりあえず土俵には上がる。(私の経験上では1/3は必要と思います。)
  3. 支店長の決済枠は1,000万円とのこと。
  4. 中小企業経営力強化資金満額2,000万円はデフォルトやリスケが多く不良債権となっているため、自粛の方向となっている。
  5. 日本政策金融公庫が融資先にアンケートを実施した結果、開業後軌道に乗り始めるまでに約6割が半年超かかっている。裏を返せば半年間もってくれる事業計画になっているか、足りない場合の資金調達先はあるか、ないしは経営者が貯蓄はあるのか、などを確認とのことでした。

以上です。参考になればと思います。

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この記事を書いた人

松岡 靖浩Yasuhiro Matsuoka

業界歴32年現場一筋の税理士。税理士として銀行、税務署対策用の決算書を作成する一方、ノンバンクでは証券会社や公認会計士から送られてくる決算書を確認。粉飾決算、隠れ負債が無いか、決算書の裏の裏まで知りつくしたプロである。現在週に5~6件の個別相談を行い、中小企業の企業再生が可能かどうかを経営者と話し今後の方向性をお伝えしています。

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