知って得する豆知識 税務に関する時事的な問題の解説、他では聞けない経営の失敗談、成功談、税務事件簿、税務調査官の失言集など税務に関するさまざまな話を紹介していきます。

えい、やぁー、でも何とかなった税務調査

千葉県のロードサイドにCD,DVD,本等の中古販売をしているクライアントが います。

店の広さは約100坪。最近では少し小さめです。6月決算なのですが、何が大変かというと期末の在庫。新品の場合には再版ですから粗利益率が決まっています。
しかし中古の場合には同じ本でも傷などによってユーザーからの仕入金額はまちまち。それに売れ筋の同じ商品でも在庫が溜まると仕入価格が下がる。つまり同じ商品でもヘタをすると仕入価格がすべて違う。
それに万引きはあるは、売れないものはほとんど廃棄。そして売れてもどれが売れたかわからない。結果 、実地棚卸はやらず、「えい、やぁー」と予想粗利から逆算して期末棚卸高を出しました。

そして11月に税務調査が入ったのですが、案の定、担当官は「どのようにして在庫をだしたか?」と聞きましたので先程の現状を説明して逆に「いい在庫金額の出し方があったら教えて下さい」と開き直ったら「上司と相談する」で終わってしまいました。

結局、明確な根拠はなく、明細もないと税務署もなかなか調べられないようです。(在庫はよく在庫調整して利益操作に使われるので通 常ですとよく調べるの ですが。)

ただ経営的には成果型の報酬体系に移行していますので、次の店舗をこの度神奈川県に出店しましたが、そこではPOSレジで単品管理をして適正な粗利益を出そうとがんばっています。

また今回の担当官は契約書をすべてコピーして印紙が貼ってあるか確認をしていました。「あとで貼ろう」はよくありますが、忘れて見つかると本税以外に10%の過怠税がかかりますので注意が必要です。

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