知って得する豆知識 税務に関する時事的な問題の解説、他では聞けない経営の失敗談、成功談、税務事件簿、税務調査官の失言集など税務に関するさまざまな話を紹介していきます。

社長は泥棒?

今回の会社もかなり利益がでていて、またまた節税の話ですが、保障額2億円の定期保険(全損)を税理士が提案しました。

社長には最近ソニー生命に転職した昔からの友人がいます。たまたまあいさつにきた際に、税理士が提案した保険の話をしたところ、「全損タイプよりもこちらの保険の方がいいよ」と長期平準定期保険、保障額1億円を提案し、そのまま友人のもとで保険に加入しました。

その出来事があったとは知らず税理士が保険の提案書をもってやってきました。その時の会話は以下の通りです。

税理士 「先日の保険の話ですが」
社長   「その件なら昔の友人がソニー生命に転職し、相談したところその友人のところで保険に入りましたよ。」

しばらく沈黙の後

税理士 「社長は私の節税のノウハウを盗んだ!」
社長   「盗んだとは何事だ。おれは泥棒か。毎月5万も顧問料を払っているのは何のためだ!」

またしばらくの沈黙の後

税理士 「今のは失言でした。」
社長   「言っちまったら失言でもなんでもないんだ!」

この一言で終わりました。

確かに2億円の定期保険のコミッションは大きいですが、前回同様、目先の収入に目がいって長期的な収入をパーにしてしまった事例です。

決して保険が悪いわけではありません。私もよく節税で保険を利用しますが、掛け金、保障額、内容を十分説明し、社長に納得いただいて加入すれば提案としては非常にいいことだと思います。

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