知って得する豆知識 税務に関する時事的な問題の解説、他では聞けない経営の失敗談、成功談、税務事件簿、税務調査官の失言集など税務に関するさまざまな話を紹介していきます。

この決算は粉飾です。

中小企業の場合には税務署には払いたくない、でも銀行の融資を考えると黒字にしなくては、と相反することで多少の調整というのはよくあることだと思います。

私も今回5月決算、7月申告の会社で、未払費用をあげませんでした。つまり支払った時に費用にしよう、ということはよくあることだと思います。そこで黒字決算になり融資もなんなくスムーズにいきました。

その後、税務調査が入り、多少所得を拾われたのですが、その時に「それならばこの費用も拾っていって下さい。」といったらある程度ディスカウントできました。税務署は最終期の決算書の中からしめ後の売上や在庫漏れを拾うことをよくやります。あとはなにか交際費になるものはないか?を訓練されているのです。

通常調査は最終期から1年以内にきますので、単純に費用漏れの場合には納税者には更正の請求が認められていますので、「この未払費用を拾って下さい。」である程度話しがうまくいきます。

このようなことをたまたま野球場にいく車の中で話していたときにある税理士さんが「おれは概況書にこの決算は粉飾です、と記入するよ。」と言いました。「え、」というと「結構、他の税理士もやっているよ」といっていました。そこで「いくら粉飾したのですか」と聞いたら2000万円といっていました。内容は建設関係なので、手付金などをすべて売上にしたそうです。

多分税務署が来ないようにしようとしたのだと思いますが、それでも税務署は調査にきたそうです。そこで第一声が「どこを粉飾されたのですか。」だそうです。さすがに自分にはできないな、と思いながら車で聞いていました。

みなさんはどう思いますか?

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